TOPに戻る
4話

3話
ジェリコーはアトリエ近くのボージョン病院を訪れては、死体や瀕死の人間をスケッチしていました。
またアトリエに置いた死体や生首は屋根裏部屋に15日放置し、腐敗してゆく様子を驚くほど詳細にスケッチしたそうです。
リアリズムに徹したジェリコーは、のちの画家クールベに代表される「写実主義」(※1)の先駆者とも言われています。
(※1)ロマン派の後に出てきた人たち。目に見えるものそのものを描くことを尊重しました。 天使なんかは目に見えないので描かないそうです。
クールベの代表作「画家のアトリエ」
クールベは世界初の「個展」をした人物だと言われています。(しかも自分の作品を落選させた会場の近くで…)
4話
TOPに戻る